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バイオエナジー株式会社(社長:岸本悦也)と、東京ガス株式会社(社長:岡本毅)は、このたび、食品残さ由来バイオガスの都市ガス導管への注入・受入を開始しました。食品残さ由来バイオガスの都市ガス導管への注入・受入は日本で初めてとなります。
この事業におけるバイオガスの都市ガス導管へのガス受入量は、約80万m3N/年で、一般家庭約2,000世帯が年間に使用するガス量※1に相当します。期待される年間のCO2削減量は約1,360トンです。
この事業は、経済産業省の採択事業者である一般社団法人 都市ガス振興センターが公募していた「バイオガス 都市ガス導管注入実証事業」にバイオエナジーが申請し、採択されたことに伴うものです。バイオエナジーと東京ガスは、2009年10月に、2010年度から2019年度の10年間、食品残さ由来のバイオガス(メタン60%、CO2等40%)からメタンガスを精製し、都市ガスと同等の成分、熱量に調整し、付臭の上、都市ガス導管への注入・受入を行う基本契約の締結を行ないました。
このたび、日本最大の食品残さメタン発酵処理プラントであるバイオエナジー城南島食品リサイクル施設(東京都大田区)に、バイオガス精製装置、熱量調整、付臭などを行う設備を設置し、東京ガスが供給する都市ガスと同等の品質のバイオガス精製を確認できたため、都市ガス導管への注入・受入を開始しました。